夜の浜辺。刑事の俺は上司の経堂に呼び出され射殺。

芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい―吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。

三世澤村田之助、江戸末期~明治初期に一世を風靡した歌舞伎の名女形。

酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。

十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた―1964年、アメリカ南部の小さな町。

1998年、夏休み。

浅草十二階こと凌雲閣で幽霊が目撃された―。

「ガラスの鍵」賞、英国推理作家(CWA)協会賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞の3冠に輝いた傑作! エーランド島に移住し、双子の灯台を望む屋敷に住みはじめたヨアキムとその家族。

峰岸高校に通う真田真也は、心霊現象を信じないバリバリの科学信奉者。

夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。

羊毛高校文化祭の二日目の午後、二年二組のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員・旭川明日葉の絞殺死体が発見された。

奇妙に傾く狂気の城、奇傾城――血と内臓と腐肉が主題の絵画が集う一室に幽霊が出没する噂がたち、「探偵」亜久は心霊特番に協力して城を訪れる。

妙な振る舞いをする女の子、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの大事件……文章修業を始めた駒子が近況報告のように綴る物語は、謎めいた雰囲気に満ちている。

穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。

死んだ者たちと交信可能な特殊能力を持つミステリ作家・横江継実のもとを刑事が訪ね「加形野歩佳(33)を知っているか?」と訊く。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

密室で夫人が自殺して以来、奇怪な噂の絶えないダーンリーの屋敷。

「夢の豪華客船クルーズ」を楽しむ金田一少年と美雪。だが、その船内で不可思議な失踪事件が発生する。

駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。

うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。

「未来を知りたくないかい?」 6年生の夏休み前日、作家を夢見る風太は、未来を100円で売る「未来屋」猫柳さんに呼びとめられた。

奇妙な噂がささやかれる映画館があった。

西洋幽霊と日本の幽霊が連続して目撃された怪異。白装束を纏って剣を腹に突き立てていた英国人。

押入で死んだように生きる木幡小平次は、天下随一の幽霊役者。

事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街へ移住する。そこでは不思議な事件が次々に起こる。

山頂から滑走してきたソリの上に、人間の首が!開校初日のスノーバード・スキー・スクールは大混乱に陥った。

第16回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉作品は、ロジカルな謎解きが展開する幽霊×転生×本格ミステリー! 原因不明のトラウマで、他者を否定できなくなってしまった大学生・関口藍は、ゼミの担当教授に中学一年生の伊藤杏寿を紹介される。

“景観荘”ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。

「彼女の悲しい声が 　聞こえるんだ」 落下し続ける自殺霊による消失事件。

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。

一心の口から語られる驚くべき八雲の過去に、晴香は涙する―中学教師の高岸明美は、他人を寄せ付けず、寂しげな目で教室にたたずむ1人の少年のことが気になっていた。

14歳の冬休み、わたしはいなくなった―。

あれは、ぼくがやったのか―?目を覚ました八雲の側にあった、血まみれの遺体。

なにもできない二人が、 逃げ、考え、罠にかける! 頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚! 黒羽烏由宇は、ビルから墜落し死につつあった。

「あの世」に入れず、失われし魂を求めて「この世」に戻ってみると…。

赤い左眼を持ち、死者の魂を視ることができる青年。 その名は斉藤八雲。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

死者の魂が見える赤い左眼を持つ大学生・斉藤八雲。

二年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”。

スキー宿をかねた温泉宿からの「幽霊をまた出してくれ」との珍妙な依頼に、物部太郎が相棒・片岡直次郎と赴くと…。

『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

高校入学七ヶ月目のある日。

八雲が消えた―!?15年前に起きた猟奇殺人事件の現場で、ビデオカメラに映り込んだ、恐ろしい形相をした女性の幽霊。

夢水清志郎のもとに舞いこんだ、新たな依頼は、なんとハワイから!ハワイの大富豪、アロハ山田家を、幽霊の呪いから守ってほしいというのだ。

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。

奇術師フーディーニは、ある貴族の屋敷を訪れた。知友のコナン・ドイル卿も招かれ、降霊会が催されるからだ。

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。

オルガン奏者が何者かに襲撃され、不穏な空気が漂うトールンブリッジの大聖堂で、巨大な石の墓碑に押し潰された聖歌隊長の死体が発見される。

中国地方の山間の町で起きた美少女惨殺事件。死体には犯人の猟奇的な刻印が残されていた。

劇場の幽霊。屍肉を掘り出す少女。

文芸部部長・天野遠子。

親の夜逃げのため、ひとり「佐々良」という町を訪れた中学生の照代。

普通の高校生だった「ぼく」、須玉明が得た力は、この世に留まる霊の姿が視えるというものだった。

大手貿易会社社長が白昼、銃殺された。たまたま殺人現場に居合わせた宇野警部は銃を持った犯人を誤って射殺してしまう。

ここではないどこかへ…。東京の日常に疲れ果てた有子は、編集者の仕事も恋人も捨てて上海留学を選ぶ。

資産家・戸梶康和が自宅の洋館で刺殺された。財産相続がからんでいるものの、遺族たちには、それぞれ完璧なアリバイがある。

敏腕エステティシャン・片桐彩名が殺された。

「季刊落語」先代編集長の安楽椅子探偵譚、『幻の女』ばりの展開に翻弄される間宮緑の単独探偵行など五編を収録。

失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の超お得な格安アパート。

タイタニック号沈没の際、ある著名作家が、自身最後の未発表原稿を空き瓶に入れた…。

「あたしを恨んでいた人はいっぱいいます」殺された人気少女漫画家・悠城エリカは訴えた。

入院中の青年を、銃を持った町民達が狙っている。

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、もつれた事件の謎を痛快に解き明かす傑作短編集。

魔都ニューヨークへ戻ってきたバークの許に、NY市警殺人課の女刑事ベリンダが会って頼みたいことがあると執拗に連絡してきた。

マックスが密かに会っていた美女が行方不明になった?警察から知らされて、アニーはびっくり。

親友のベスとジョージと共にシャドー牧場で休暇を過ごすことになったナンシー。

膨大な蔵書の鑑定を頼まれ、ひとり目的地へ向かったロリ。そこは地元で幽霊屋敷と悪評がある、古めかしい館だった。

捕鯨問題の取材で南紀・太地を訪れた浅見光彦は、「くじらの博物館」の展示物を見つめ歪に笑う青い帽子の女を目撃する。

日比野浩光は山奥で迷子になり、やっと明かりのついた家を見つけた。

新幹線は止まるとはいえ、まだまだ長閑な長野の田舎町で事件は起こった。市役所の女性職員が何者かに襲われ血を吸われる。

女探偵(ウーマン・アイ)・竜崎幸はある日十五歳の少年から「死んだ兄を探してくれ」という奇妙な依頼を受ける。

友人の依頼で、幽霊屋敷の調査に乗り出すことになったナンシー。

大伯父の誕生日を祝うべくマドック達は英国ウェールズを訪ねた。

ある晩、マンションの居間で彼女は語りだした。「わたしは幽霊です。

“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。 夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。

理想の結婚から2年。白馬の王子様だった夫のビルは、家庭をかえりみない仕事の虫に。

ゴースト・ライターだった夫が、本当に死んでしまった!!死んでも幽霊になって君を守ると言ったのに。

紅茶とお菓子がいっぱいの美味しいミステリ 月夜の墓地で肝だめし。

米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100選出 幼い頃に大好きだった物語。

行方不明だったレイさんが結婚!パリに旅行中だというまどかから届いたメールが、電子探偵団員たちに衝撃をもたらした。

姉・郁子に続き、父も何者かに殺害され、一人残された妹の和美は、危険を冒して犯人を捜そうとする。

中学生となっても、電子探偵団は健在。

新橋のボロビルの地下にひっそり存在する、幽冥推進課。地縛霊を説得して成仏させるという業務にも慣れてきた夕霞。

友人がオープンする“ライラック・ホテル”に招待された、ナンシーとヘレン。ところがホテルでは不気味な出来事が頻発。

宇野警部と夕子が大活躍、幽霊シリーズ第16弾！ 温泉にプカリと浮んだ男の死体。

「おれは私立探偵ジャック。

冬の渡月橋を臨む旅館で赤かぶ検事夫人と行天燎子警部補は、白い幽霊を見た。

入社式当日に会社が倒産し、路頭に迷った朝霧夕霞。

パラダイン男爵家を脅かす怪現象の数々―ポルターガイスト、うろつく尼僧の亡霊、外から鍵をかけた部屋で夜ごとひとりでに曲を奏でるハープ。

霊を「祓うことはできない」中年霊媒師・櫛備十三と彼の助手でお目付け役の美幸。

人の遺した想いを繋ぐあやかし公務員小説! 津波に引き裂かれた親子の想い。受け止めるにはあまりに重く──。

国土交通省「幽冥推進課」――国土開発の妨げになっている地縛霊などを立ち退かせる、不思議な部署。

悪名高い故ワイルドフェア判事の旧宅である緑樹館は〈悪魔のひじ〉に聳え立つ。

「先祖代々、蒐集してきた蔵書を今すぐ手放したい」幽霊屋敷に住む、風変わりな老紳士から依頼を受けた書店主ペネロピー。

警視庁特殊捜査室勤務で、幽霊の事情聴取担当の柏木警部補は、コンビニで強盗に遭遇、人質になってしまう。

『フランケンシュタイン』「吸血鬼」を生んだ——そのきっかけの書。

悪魔メムノックはレスタトに、神と戦う自分を助けてほしいと懇願した。